かぐや姫の名曲「神田川」
~窓の下には神田川~♪、3畳一間の小さな下宿~♪
あと数年もすれば、この曲が発表されてから半世紀になろうとしている。はたして3畳一間というアパートはまだ存在するのだろうか。若い二人は狭い部屋から始めても構わない。焦らずゆっくりと2倍、3倍、つまり6畳、9畳と増やしていけばいいのである。
畳3枚を使って3畳一間を敷き詰める方法を考えると、
次の3通りしかない。
回転すると同じになるものもここでは別と考える。次は通常4畳半ではあるが、この「半」が中途半端なので2倍の6畳を考える。
畳の敷き詰め方についてであるがまずは先述の3畳が二つ並んだものと考えると、
となり、それぞれが3畳の場合で示したように3通りがあるので、3x3の9通りである。そうでない場合については次の2通りが存在する。
以上より、6畳の場合については合計で11通り存在する。次に9畳の場合を数え上げ始めたがどうも40通りを超えそうである。それ以上にきちんと数え上げられているか心配になる。ということで一般化を試みる。
問題を3n畳の場合で考える。
3n畳の場合の畳の敷き詰め方の数列(神田川数列)を、
としたときの一般式を求める、という問題である。