★Beat Angels

サル・パラダイスよ!誰もいないときは、窓から入れ。 レミ・ボンクール

展覧会

センス・オブ・スケ⇔ル展

下館物語

下館は暑かった。その日の日本は全国的な猛暑に見舞われ、この町をゆく人影はまばらだった。 栃木県小山市で電車を乗り換えて20分ほどでこの下館駅に到着する。しかし、ここは茨城県筑西市。快晴ならばこの方向に筑波山が見える。目的地はしもだて美術館。 …

さくらはまだか、ということでさくら展

人目を避けるようにして、さくら展に行ってきた。 ccsakura-offici クロウカードの本を開ける、という趣向である。 「絶対だいじょうぶだよ!」声が聞こえてきそうだ。 バトルコスチューム。デザイン・製作は同級生の知世ちゃん。 来場記念のクリアカードを…

駅のホームから覗く深淵(『バベルの塔』展)

その晩、私はとある地下鉄の駅のホームにいた。すでに終電に近い時間だったのでホームには2,3人連れの酔客たちが何組かいてその話し声が響いているだけでとても静かだった。その駅のホームにはクリーム色のホームドアが両側に設置されていたのでそれに仕…

田端文士村記念館

JR田端駅の北側の改札を出て西方向に進む。 そして、駅すぐそばの横断歩道を渡る。 そこに文士村記念館がある。 かつてこの田端の地に芥川龍之介が居を構えた。それをきっかけに室生犀星、菊池寛、堀辰雄、萩原朔太郎などがここに移り住み、文士村となった。…

芋煮とエッシャー

はっきりしない天候が続いているが、東北地方からは時節柄、芋煮の便りが聞こえてきている。今年は本場の山形では6mの大鍋も登場し、クレーンを使って一度に3万食分賄ったそうだ。 近所の人たちや同級生たちで集まり、河原で作って食べた芋煮の味は今でも…

地球と天球

地球儀・天球儀展を訪れた。 入館料は無料だが、日付、時間を指定した予約が必要。確かに博物館というよりも普通の企業のビルの一階に設置されたちょっとしたショールームという感じで収容人数は20名程度である。 フェルメールの名作『地理学者』『天文学者…

懐中時計展

町田市立博物館に懐中時計展を見に行ってきた。 魅惑の小宇宙!懐中時計展/町田市ホームページ 閑静な住宅地にある小さな博物館。常設展もない。今回は博物館が保有している100個余りの懐中時計を展示していた。ちなみに館内のカメラ撮影は許可されている。 …

ウルトラマン~創世記展

観音崎にある横須賀美術館。巨匠円谷英二とその仲間たちによる造形展。怪獣だけでなく、宇宙船、武器、模型、人形など展示内容は広範であった。場内は当然、撮影禁止。 エントランスではウルトラ7兄弟がお出迎え。 そして、ウルトラQのアイドル怪獣・カネゴ…

川崎のぼる~汗と涙と笑いと~展

三鷹市美術ギャラリーに行ってきた。このギャラリーはJR三鷹駅南口すぐのビルの最上階にあり至近。こじんまりとしたギャラリーで入場料も600円とお手頃。 川崎のぼるは『巨人の星』執筆当時の'67頃、三鷹に住んでいたとのことである。『巨人の星』については…

諸橋近代美術館(福島県)

福島県郡山に行く機会があり、翌朝、諸橋近代美術館を訪れました。 郡山からJR磐越西線で30分、さらに猪苗代駅からバスで25分、美術館は五色沼のほとりにあります。大自然の中にヨーロッパの古城を思わせる落ち着いたたたずまい。「わが青春のマリアンヌ」を…

華氏451度の芸術

ヨコハマトリエンナーレ 2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」 ヨコハマトリエンナーレ 2014「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」

寺山修二展「ノック」

青山で展覧会があるというので行ってきた。このワタリウムの前館長が寺山と親交があったとのこと。 寺山の宇宙を感じることができる。中学生時代、クラスの学級新聞の編集長をしていた。「林檎の木揺さぶりやまぬ会いたきとき」天才の萌芽を感じ取れる。 館…