★Beat Angels

サル・パラダイスよ!誰もいないときは、窓から入れ。 レミ・ボンクール

2012-01-01から1年間の記事一覧

『酒とつまみ』

『ふりむくな、うしろに酒はない』というキャッチフレーズがイカした、酒場と酒とつまみだけが話題の雑誌。4年前に創刊した季刊誌である。約80ページで定価400円。 今回で特集『山手線一周ガード下酩酊マラソン』が最終回を迎えた。他にはガロ系の下品な漫…

キルヒャーの仕事(その2:ノアの方舟)

「創世記」に記載の大洪水はキルヒャーの計算によるとキリスト誕生以前、2396年に起こった。雨の最初の一滴が地上にしたたった時から数えて、ノアとその家族がアララテ山の乾いた土にはじめて足を踏み下ろした瞬間まで洪水は365日間続いたという。 キルヒャ…

キルヒャーの仕事(その1:バベルの塔)

あまり名前は知られていないがルネサンスの時代、ドイツにアタナシウス・キルヒャー(1601~1680)という一風変わった科学者・博物学者がいた。一部では奇人・変人扱いもされたが彼本人はいたってまじめであった。聖職者でもあった彼の関心は聖書から始まり…

フォーク酒場・マークⅡ

JR関内駅から徒歩5分、関内ホールの近くにあるフォーク酒場・マークⅡ。ギターが何本かおかれていて、ステージで弾き語りができる。歌本も多数。ちなみにマークⅡは吉田拓郎の曲の名前。 フォーク酒場マークⅡ・・あなたもたちまちフォークシンガー フォーク酒…

ロト・スクラッチャーズ

電車のつり革広告でみて最寄りの駅でさっそく購入した。一枚200円で10枚セット。 当たりは一枚だけ、5等(ウルトラマンが5個。賞金:千円)。まあ、こんなものだろう。 そういえば、と思いだして机の引き出しの奥から見つけ出したのがこれ。 カリフォ…

海辺の蛍

山肌を縫うように進んでいた電車の車窓からの視界が突然大きく開けて斜めの水平線が飛び込んできた。電車は身をひるがえすようにカーブを曲がった後、速度を落として次の駅が近いことを知らせた。そして僕はこの駅を目的地にすることに決めた。 その頃、テレ…