福島・信夫山の烏ヶ崎展望台からの眺めです。信夫山は標高300m足らずの可愛らしい山ですが、古くから霊峰といわれて来ました。福島盆地の中央にぽつんと浮島のようにあるのでこの山自体が古墳なのでは?という学説もあったとか。烏ヶ崎という名前は頂上にある岩の形が烏がまさに飛びたたんとする姿に似ていたからです。
写真中央にあるのがJR福島駅。中央下に伸びているのが東北新幹線(下の方向が仙台向き)、右(西)に迂回する線が奥羽本線・山形新幹線、そして右斜め下に東北本線が延びていてまさに東北の関門です。
西を望めば、吾妻連峰。 今日は少し曇っていて真っ白な吾妻小富士がはっきり見えないのが残念です。
夕暮れ時になると、街の灯りがちらほら。
日が沈むと福島市内の夜景もきれいに見えました。
夜景の写真を撮るために小一時間ほど頂上にいて、かなり冷え込んできました。そろそろ帰ろうと振り返ってみると東の空に月が昇っていました。
真っ暗になった山道は霊峰だけあって怖かったですが、月明かりのおかげでなんとか下山できた感じです。
さて、本年もよろしくお願いいたします。