1981-10-31 かおりの樹 ★東京逍遥純情詩集 懐かしさに酔いたくてまたお前のところに来たよいつぞやは秋でこの度は初夏さあの日と同じく若気に満ちてお前はずっと香ってきたのかギターの弦は切れたままだがあの頃の唄は覚えているよけやきの樹よ俺の10年はお前の1日のようだね若さも艶も失った俺にお前の香りは胸にしみるねきっとあの娘も俺と同じ想いでいるのならいつしかここにやってくるだろうそしたら思いっきり香ってあげてくれ <府中・大国魂神社> 『東京逍遥純情詩集('80~'85)』より