★Beat Angels

サル・パラダイスよ!誰もいないときは、窓から入れ。 レミ・ボンクール

下館物語

下館は暑かった。その日の日本は全国的な猛暑に見舞われ、この町をゆく人影はまばらだった。

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栃木県小山市で電車を乗り換えて20分ほどでこの下館駅に到着する。しかし、ここは茨城県筑西市。快晴ならばこの方向に筑波山が見える。

目的地はしもだて美術館

 

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江口寿史のイラスト展が開催されていたのである。首都圏ではなくなぜかここ下館で。

 

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来客層は私を含む中年男性と若い女性に完全に2極化されていた。



江口寿史と言えばまず彼女、いや、彼。


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原画も多数展示されていた。

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そして数限りなく魅力的な日本人女性たちが並ぶ。

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彼が追及するのはあくまで日本人女性独特の美である。現実と理想の微妙な境界線にあるような気がする。こんな子はいないし、会ったこともないという気持ちと、確かにどこかで会ったことがあるような気持ちが平気で共存する。

そして街角の似顔絵。 

 

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似顔絵を実際に描くシーンをビデオで流していた。

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驚いたことに下書きなしで水性のペンでいきなり書き始め、5分もしないうちに完成する。

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そして忘れてはいけないのがこちら。かつて子供時代に塗り絵でお世話になった。大人になって再会するのはとても感慨深い。

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そして等身大の彼女たちに見送られて会場を後にした。 

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受付の女性に下館の名物を尋ねてみた。それは下館ラーメンとのこと。

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美術館から駅へと向かう途中で見つけたこの「新華」という餃子会館に入ってみる。

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店内は昔ながらの懐かしい佇まい。おかみさんが一人で切り盛りしている。ラーメンと餃子を注文。

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なんの飾りもない、素朴なしょうゆ味のスープが絶品。