『ソラリス』(スタニスワフ・レム)

ハヤカワ文庫のSFが今年の4月で通巻2,000番目を迎えた。記念すべき2,000番目はポーランドの巨匠レムの『ソラリス』である。 すでに『ソラリスの陽のもとに』というタイトルで1977年に237番として出版されていた。私も高校生時代にそれを読んだ。今回は新訳、特にポーランド語からの直接の翻訳である。前回の訳がロシア語…