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新元号予想

 

 

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 新元号の発表の日が決まった。この新元号の選定にあたって一つ気になることがある。それはローマ字表記を意識してほしいということである。平成10年のことを「H10」、昭和63年のことを「S63」という表記をすることがある。次の元号の最初の文字がハ行サ行の音だとすると誤解と混乱が予想される。できればTのタ行やMのマ行も避けてもらいたい。また「Iのイ」、や「Oのオ」も数字1,0と区別がつかないのでやめてほしいところである。 

さて、歴代の元号ではどの音が選択されてきたのだろうか?一覧表で示す。

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御覧の通り、かなりの偏りがみられる。

・最も使われる音が「し」、続いて「か」「え」「て」。
・ア・カ・サ・タの4行で全体の80%を占めている。
・ヤ・ラ・ワの3行はほとんど選ばれない。
・エ、イの段が好まれる一方でウの段はかなり敬遠されている。


統計をとる作業の中でも時代的な変化もあるような気がした。近代の4元号の推移を赤丸で示しているが、昭和を除けば結構稀少音が選ばれていてきちんと別な4行に散らされている。これは年同表記を意識したものかもしれない。となると新元号はこの4行以外から選択される可能性が高いと思う。

近代の4元号の推移から新元号を予想してみる。音を行、段の座標、

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と数列で表示する。具体的に最初の4項は、


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となる。数列a(n)、b(n)の一般項を3次多項式を想定して求めると、

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となる。これより注目すべき新元号は、

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となる。a(5)は実際に計算すると範囲を超えてしまうがここでは10で割った余りであると無理やりに定義した。

「ね」は歴史上これまで一度も使用されたことがない。しかし略号表示としての「N15」などは悪くないと思うがどうだろうか。さて、来年4月が待ち遠しい。