★Beat Angels

サル・パラダイスよ!誰もいないときは、窓から入れ。 レミ・ボンクール

真の大きさとは

見慣れた世界地図。

f:id:taamori1229:20180422080645p:plain


これはメルカトル図法によるものなので面積は正しくない。赤道から遠ざかる、つまり北極・南極に近づくにしたがって本来の大きさよりもずっと大きく見えてしまうという欠点がある。では実際の大きさはどうなのかを知りたくなる。そこで各国の本当の大きさを直感的に教えてくれる便利なサイトがある。

thetruesize.com


これを使って主要各国を赤道上に並べてみる。

f:id:taamori1229:20180422080715p:plain

左から、イギリス、フランス、インド、中国、ロシア、日本、オーストラリア、カナダ、アメリカ、アルゼンチン、グリーンランド、である。こうしてみると意外な発見がある。

ヨーロッパ各国はもともとそれほど大くないのだがそれはさらに小さくなって、なかでも比較的大きく思えたスウェーデンですら実際は日本よりも小さい。そしてアジア圏、ロシアは広大で中国のゆうに5倍くらいはあると思っていたが実際は1.5倍程度の差しかない。その中国も実はオーストラリアと同じくらいの大きさである。そして広大に思えたカナダも実際はそれと同じくらいである。アメリカと南アメリカ大陸の比較が印象的である。アメリカはブラジルとほぼ同じ大きさ、そして南大陸の中にすっぽりと入る程度の大きさでしかない。そして一番右のグリーンランド。地図上は日本の数倍の大きさにみえていたが実際は大きさという意味では日本と同じくらいであった。

こうしてみると実は日本は言われているほど、思われているほど小さくはないのであった。

最後に、いつも地図の一番下に鎮座する禁断の氷原大陸、南極を赤道上、太平洋のど真ん中においてみる。

f:id:taamori1229:20180422084450p:plain


なんとも手頃なサイズである。各国から愛される存在になるに違いない。