長崎市内にある老舗の洋食屋がまもなく51年間の歴史を閉じる。
昨年、この店「きっちんせいじ」を訪れた。長崎の観光スポットである眼鏡橋のすぐ近くにある。
通り沿いに突然現れる電車。
店の内部も鉄道愛に満ちている。天井の電灯は蒸気機関車の客車で使われていたものである。
よくみると自分が座っている椅子も電車内で使われていたもの。
手作り感が満載であった。
この入り口の扉は電車で使われていた折りたたみ式。開けにくくて幅も狭くて入りにくい。しかし、これでいい気がしてくる。
そしてこれがメニュー。一番人気はやはりトルコライス(900円)。
さっそくそれを注文。
幼いころ、デパートの最上階にあった大きなレストランで母親と一緒に食べたお子様ランチを思い出す。それは懐かしい昭和の味わいである。また行ってみたいと思っていた矢先に飛び込んだ閉店のニュース。至極残念である。