先日、茨城県の勝田市を訪れる用事があり、久しぶりに常磐線の特急電車に乗った。席に座って上を見上げてみると、
首都圏のローカル線のグリーン車でみかける表示か、と思ったがこちらでは黄色のランプもある。自分の席の上を見てみると、
自分の席は緑色であった。別にSuikaをかざしたわけではない。座る前からこの緑色であった。ランプは3色である。色の解説は座席前に書かれていた。
右下のランプの説明を拡大してみる。
赤色ランプは「終点まで空席」、黄色ランプは「今現在は空席だが先の区間で予約した人が来て座る」という意味である。この表示はあくまで予約状況だけに対応している。赤色ランプの座席に座ると車掌が来て席で指定席チケットを購入、そこで緑色ランプに変わるという仕組みである。逆に事前に座席を予約した人は緑色ランプを目印に自分の座席を探せることになる。
首都圏を走るグリーン車との違いは座席予約があるかどうか、ということである。この常磐線の座席表示ランプは恐らく最も進んでいるといえるだろう。
車内販売で「水戸黄門弁当」なる弁当を購入。見目も美しく、かつ美味。堪能しつつ目指す勝田駅へと向かった。