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君がすべきことはただ一つ、ニューヨークへ行くことだ -ジャック・ケルアック

点を切断する、ということ(実験篇)

 さて、前回の問題について実際に実験した結果を報告する。

 まず、実験の前に図を使って考えてみる。折り紙を広げた状態でハサミが切り進む線を記載してみると、

 

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 このように、切り取り線は折り紙の中心点に向かって進んでいく。この図の通りならば折り紙は4つの三角形に分断されるだろうと思われる。

 実際に折り紙で作ってみた。のちの解説のためにA、Bの記号を記入した。 

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 同じものを10個作り、ハサミで中心点に向かって切り取り、そうっと開いてみる。

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 結果を先に言うと、10回の試行中で4つに分断できたことは一回もなかった。10回中10回とも3つに分断された。

 3つの分断の仕方には2通りがあり、ひとつはA側がつながっているケース。

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 もう一つがB側がつながっているケースである。

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 今回の場合、Aがつながっているケースが7回、Bがつながっているケースが3回であった。つながっているといってもかろうじてつながっているだけで、片方を指で持ち上げただけで離れて落ちてしまうような微妙なケースもあった。

 

 -なぜ当初の予想に反してこのようなことが起こるのであろうか?
 -これをひたすら1,000回とか繰り返しても4つに分断することは不可能なのか?

 

 次回、考察編をお楽しみに。

 念のため実験用として下記を購入済み。折り紙セット(1千枚入り)。

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