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★Beat Angels

君がすべきことはただ一つ、ニューヨークへ行くことだ -ジャック・ケルアック

愛しのマリリン・モンロー缶

 アンディ・ウォーホルのデザインののど飴であるが、とうとう悲願のマリリン・モンローをゲットした。

 

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 これがどの位、希少価値があるのかを調べようと思って味覚糖のサイトをみて唖然。

 

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 このマリリン・モンロー缶は第5弾として最近リリースしたばかり、とのこと。僕はここ一年間、いつか出ることを願って購入し続けていたのに、である。こういう計画があるのならきちんと事前に説明しておいてもらいたいものである。

 

 こんな話を思い出した。

 子供のころ、近所の駄菓子屋でおもちゃのくじがあった。1等から100等まで、景品が飾られている前でくじを引いていく。恐らく1回10円。1等から10等くらいまでは大きく豪華なおもちゃであるが、50等以降は小さな飴玉が一つ、とか寂しい。

 ある日、僕たちはいつもように学校からの帰り道、その駄菓子屋にいた。そこでみんなでくじを引いていた。いつもならば一人1回くらいしか引かないのだがその日だけは仲間の一人がかなりの小遣いを持っていて立て続けにくじを引いて景品を手に入れていった。くじはあと10枚残っている。でもまだ1等から3等の景品は残っていた。その子は言った。

 -残りの10枚全部頂戴!

 そしてその子はくじを開けていく。やがてすべて開け終わってみるとなぜか1等から3等は出てこなかった。

 -あれ?おかしいな

 その子は言った。店番のおばあさんは少し慌てて、

 -どうしたのかな?でも、景品は全部持って行っていいよ

 と言って箱ごと景品をその子に渡した。僕はそこで気が付いたのだ。高額の景品のくじはあらかじめ除いてあったのだ。最初のうちに、高額の当選が出てしまうとその後、みんなくじをやりたがらない。そのため序盤は当たらないように除いておいて、ある終盤のタイミングでそれらを紛れ込ませるという作戦である。そのときは予想外に最後までくじを続ける子がいたのでそのタイミングを逸してしまい露呈した、ということであった。

 大人の世界のいやらしさを垣間見たような気がした。そしてその日からその駄菓子屋からは少しずつ遠ざかっていった気がする。

 今回のマリリン・モンロー缶の一件でも同じような匂いを感じたのである。でもまだマリリンのカラー版は入手できていないので。。。