★Beat Angels

君がすべきことはただ一つ、ニューヨークへ行くことだ -ジャック・ケルアック

ノブヒコと消費税

ノブヒコと店員の会話。

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「お買い上げありがとうございます。消費税込みでちょうど4万円となります」
「え?まさか?聞き間違えたかもしれないなあ。もう一度お願い」
「消費税込みでちょうど4万円になります」
「え?そんなばかなことがあってたまるか。あり得ない。それはあってはならないことだ。」
「どこがでしょうか?」
「4万円のこと」
「4万円のどこがでしょうか?」
「4万円ちょうどって言ったよね。4万円ちょうどって数字の4の後ろに0が四つ並ぶんだよね?」
「はい、そうですが」
「消費税込みで小数点以下の端数は切り捨てだよね?」
「はい、その通りです」
「じゃあ、聞くが税抜きの値段はいくらかな?」
「(電卓を取り出して)えーと、40,000を1.08で割り算して・・・37,037円くらいです」
「『くらい』ってなんだ?元の値段が決まってないってことなのか?」
「いえいえ、ちゃんと決まってます。37,037円です」
「じゃあ、それに8%上乗せして切り捨ててみなさい」
「えーと・・・、39,999円です」
「違うじゃないか」
「あ、間違えました。37,037円ではなくて1円高い、37,038円でした」
「本当か?じゃあ、同じように計算してみなさい」
「えーと・・・、あれ?40,001円になった・・・」
「ほらわかったか?8%の税込み価格で4万円ちょうどというのはあり得ないのだ。同じようにあり得ないのは、100万円以下だと4万円、8万円、31万円、35万円、58万円、62万円、85万円、89万円の8つだ」
「解説ありがとうございました。大変よくわかりました。さて、振り出しに戻って恐縮ですが、税込みの値段は4万円ではなく5万円の間違いでした」
「うん、正しい!やっとわかってくれたようだな。はい、5万円。」