1983-02-23 美しい言葉のように ★東京逍遥純情詩集 何一つ口に出さなくてもこれ以上に美しい言葉がないような言葉をあの時代には語っていた遠い春の学生通りを汗ばみながら駆け抜けた片恋たち冷たい秋の学生通りを傘もささずに歩いた青春たちまるで美しい言葉のようだった時代できることならばいつも美しい言葉を持っていたいいつも美しい言葉を信じていたい愛、別離、並木、春、秋、学び舎、未来そして学生通りの思い出 <駒場:世田谷区> 『東京逍遥純情詩集('80~'85)』より