1984-12-21 あこがれ ★東京逍遥純情詩集 淋しいね・・・青春とは明日が見えない季節で通れはしない門だと分かっていればはなから寄り付くこともなかったのに哀しいね・・・あこがれに揺れていた頃は手に入らない聖少女を思うようにいつもあの門だけを心にためてそれだけが生きがいなどと思って不思議だね・・・閉ざされたあこがれがあこがれだけで終わって数十年ぼくはしっかりと生きていてわずかだが明日が見えるなんて <東大赤門・文京区> 『東京逍遥純情詩集('80~'85)』より