1983-12-05 歴史調のバラード ★東京逍遥純情詩集 繰り返さなくなった歴史はネジの壊れた時計のように飾っておくしか能がない開かれているのに閉ざされて覚えているのに忘れられて繰り返さなくなった歴史は女でなくなった女のようで厚化粧をしているのに化粧をしていないように哀しいそれは美しければ美しいほどバラードのように哀しい <桜田門・港区> 『東京逍遥純情詩集('80~'85)』より