1981-05-03 雨のまちぼうけ ★東京逍遥純情詩集 待っていたいな・・・絹糸のような雨の降る夕暮れこの街はにぎやかでもきっと寂しい気分になれそうできることならばぽつりと涙を流してみたいなお腹がすいてきて足元から冷たさが忍び寄って心細さがいっぱい待っていたいな・・・思いっきりメランコリックに恋をした時代の心が素直だった季節をこの場所で待っていたいな・・・ <東京タワー・港区> 『東京逍遙純情詩集('80~'85)』より