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★Beat Angels

君がすべきことはただ一つ、ニューヨークへ行くことだ -ジャック・ケルアック

イグ・ノーベル賞とゴールド・ラズベリー賞

 一見くだらなそうにみえて実はくだらない研究に真面目に取り組んだ人に与えられるイグ・ノーベル賞。今年2014年は「バナナの皮の滑りやすさ」を摩擦係数により実証した功績に対して日本の科学者に物理学賞が与えられた。似たような賞にゴールド・ラズベリー賞という映画関係の賞がある。これはアカデミー賞の向こうを張ってその年の最低の映画に与えられるもので「最低作品賞」の他に「最低主演男優賞」「最低脚本賞」などもご丁寧に用意されている。最低とは興行成績のことだけではない。前評判とのギャップとか、マニアックすぎて分からないなどの理由が含まれるので、受賞作品には「妙な味」があったりするのが特徴だ。ちなみにこの二つの賞の授賞式は本賞の前日に設定されるらしい。こんな不名誉な賞の授賞式に監督とか俳優は来ないだろうと思われるかもしれないが意外にも結構現れて楽しそうに受賞していたりしてなかなか洒落が効いている。(サンドラ・ブロックもちゃんとトロフィーを受け取ったらしいが返却してくれないという話もある) 

 唐突ではあるが、ノーベル賞イグ・ノーベル賞の国別の受賞者数を調査してみた。結果を下表に示す。

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これを2次元で表示してみる。

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大体3つのグループに分けられる。

グループAは、両賞のバランスが取れている国々、真面目・ユーモアのバランスがとれている国々という意味となる。グループBは、ノーベル賞に注力している国(真面目な国)、グループCは恐らく諸般の事情からイグ・ノーベル賞に特化している国々。

グループAにはアメリカ、イギリス、フランスの他、日本もこれに属する。
グループBの筆頭はドイツ、ロシア、なんとなく分かる気がする。
グループCの筆頭は・・・中国? これはちょっと意外・・・

一人でノーベル賞イグ・ノーベル賞の両方を受賞した人はいるのか?について調べてみたところ、一人だけいることが分かった。オランダの物理学者。オランダはグループAのさらに上位に位置する。バランスが取れている国だけのことはある。