★Beat Angels

サル・パラダイスよ!誰もいないときは、窓から入れ。 レミ・ボンクール

酔狂日記

月夜にChatGPTと酒を酌み交わしてみる

今、話題の生成AIであるChatGPTについては、その可能性についてさまざまな議論が世界的に繰り広げられています。私も折に触れていろいろと試しているのですが、そんな中でふと見つけた意外な一面を御紹介したいと思います。 以下はとある休日の夜、私(以下“…

キューポラのある街

-あれ?あれはいったい何だろう? -なんだか不思議な形してるね。こんなのどかな住宅地に突然出現したという感じ。-あれがひょっとしてキューポラなのかなあ。-キューポラ?-昔、そういうタイトルの映画があったんだよ。 -キューポラっていったい何だ…

空蝉

気がつけば私は一人旅の途上であった。今夜のうちに隣町までたどり着く必要がある。そのためには国境の川を渡る必要がある。しかし、川上で大雨が降っていて川かさが増している、鉄砲水も出たそうだと誰かが話しているのを聞いたような気がした。私は田んぼ…

SFL列

3つのパターンからなる列を考えます。特に身の回りで特に普段目にしているものから3つの例を挙げてみます。それぞれを、GCP列、SFL列、ZOT列と名付けます。それぞれどんな特徴があるでしょうか。まずは各パターンの登場する数の分布を求めてみます。 なん…

What’s this?

机の引き出しを片付けていたらこんなものが出てきました。プラスチック製でとても軽いです。名前なのか「uni」と印刷されています。 大きさはこの位、手で握るとちょうどいいサイズ。 頭部はこんな感じです。 ここを押しても引いても動く気配はありません。 …

仕事中

-おい、仕事中にパソコンで詩なんか読んでちゃだめだ。 -読んでませんよ。 -なんだその画面は?どうみても詩だろ? -いいえ。仕事です。 -どっかのサイトだろ? -いいえ、Webのブラウザじゃないですし。 -じゃあ、詩のファイルを開けているんだろ。 …

みなとみらいのモノリス

みなとみらい駅のある地下からクイーンズスクエアの地上階へと続く長いエスカレーターに乗られたことのある方ならば、きっとこの黒い石板に刻まれた詩のようなものをご覧になったことがあるはずです。この詩はドイツの詩人フリードリヒ・フォン・シラーの手…

若者文化考

最近の若者は全然なっていません。世界各国、各界の著名人たちもこぞって批判しています。いくつか紹介しましょう。 ①このままじゃこの世はだめだ。子供たちは全然素直じゃない。言葉は乱れているし、風俗もたるんでる。もう人類は破滅した方がいい。もう子…

水戸のハイボール師匠

仕事で常陸多賀を訪れました。首都圏から約2時間、体感で3℃ほど寒い感じです。 改札が一つしかない小さな駅。駅前も閑散としていました。昼食の店を探してこれを見つけました。 なかなか年季が入っていて気に入りました。昭和感、というよりも昭和臭が漂う…

丁寧な仕事

2022年から『うる星やつら』がリメークされました。1981年から40年振りのことです。深夜放映なのでさほど話題にはなっていないような気がします。作画は現代風に変わったもののキャラ作りやストーリーは当時のままなので、一部の往年のファンは熱い視線を送…

昭和は遠くなりにけり

「降る雪や明治は遠くなりにけり」俳人中村草田男がこの句を詠んだのは、明治から大正を過ぎた昭和の初頭、昭和6年のことでした。今、令和の初頭にあってちょうど昭和を振り返る時期に相当しています。先日、神田神保町の古本屋街を歩いていてなんだか懐か…

土浦市役所

先日、仕事で土浦市を訪れました。駅前のビルの屋上には「土浦市役所」の文字が。 オフィスビルとは違うこのたたずまいに違和感を感じました。 不思議に思って調べてみると、実はこのビルは少し前までイトーヨーカドーでした。 8年ほど前、イトーヨーカドー…

国語の問題

アイの呪縛からの解放

物々しいタイトルですが数学の話です。不思議な数というとこの2つがいつも登場します。 円周率(π)と自然対数の底(e)です。少数点以下の数字は無限にどこまでも不規則に続くので無理数と呼ばれます。これら二つは現実、つまり自然界に列記として存在する…

初釜茶会

実は正座が大の苦手です。 今日は柄にもなく都内で催された初釜の茶会に行ってきました。広い庭園の中にいくつもの茶室が用意されていてそこをめぐってお茶をいただく催しです。 私はその場にいることを後悔していていました。すでに足先の感覚が薄れていま…

おでん論

会社の同期入社の同僚と久しぶりに屋台のおでん屋に出向いて、二人でおでんと熱燗で一杯ひっかけた。 -こうして二人で飲むのは久しぶりだな。以前は会社で毎朝顔を合わせて挨拶していたのに、お前が車で通勤するようになってからまったく会うことがなくなっ…

徹底討論!はたして金田一耕助は名探偵か?

少年時代、誰でも一度は名探偵にあこがれたことがあるのではないでしょうか。私もホームズ、ポアロ、明智小五郎が活躍する探偵小説を夢中で読み漁った口です。しかし年を重ねて金田一耕助の名前が連なったあたりから一つの疑問が頭をもたげ始め、探偵小説が…

2023年SFの旅

あけましておめでとうございます。2023年、この数字を心を空にしてあらためて眺めてみると、 その未来感に圧倒されました。今年は年末年始はとりたててすることもなかったのでJ・P・ホーガンのSF小説『未来の二つの顔』を読み直しました。 学生時代からなの…

草枕雑感

高台にあるその寺から霊園へと続く参道を下りながら、こう考えた。 近しい人の死は感傷的にしか語れない。第三者の死は生物学的にしか語れない。そして自分の死に至っては観念的にしか語れない。とかくに死というものはつきあいにくい。 その霊園には両親と…

黄昏のヒーロー

水柱

昨夜見た夢。 海辺に弟と二人でいる。空から正体不明の白くて丸い玉が次々と落ちてくる。それは海面に落ちると大きな水柱がスローモーションのように屹立する。海岸近くに一際大きな水柱が2本立ち上り恐怖というかその荘厳さに畏怖すら覚える。やがて水柱は…

辞書

かれこれ40年間近く愛用している辞書。三省堂の英和・和英辞書『GEM』。 海外の旅先ではいつでも懐にいて僕を助けてくれた頼もしい友。しかし、そろそろ表紙がぽろぽろとはげ落ち始めた。どこかネクロノミコンを思わせる雰囲気が気に入っているのだが、持ち…

みにくい白熊の子

新500円硬貨

押す!

幻夢大戦

ひまわり

早咲きを

■早咲きを恥じて枝垂るる乙女おり

夏恋し

■夏恋しビール喉過ぐ波の音

食べられるー!