★Beat Angels

そんなことはどうでもいい、道路こそが人生だ

ミッション・インポッシブル(捕虜奪還作戦)

ある朝、イーサン・ハントは長官に呼ばれた。-おはよう、イーサン。今回の君のミッションだが、この基地から敵の島まで飛行機で飛んでもらいたい。そして囚われの身となった者を救出して基地まで戻ってきてほしい。 -それだけ?簡単そうに思えるが。 -一…

ダークサイド・ショート・ストーリーズ(DS3)

人間の感情の中で何よりも古く、何よりも強烈なのは恐怖である(H・P・ラブクラフト)人はみんなできるだけ不安になるべきだと思うんですよ。世界というのは不安なものだから(エドワード・ゴーリー) 殺人事件、怪奇、恐怖、幻想、不安・・・これら負のイメ…

なぜ?

わが愛しい子よお前の輝くような言葉を聞くために今日もまた哲学堂を訪れようなぜ、あれは三学亭というの?なぜ、六賢台で、なぜ、妖怪門?なぜなの?なぜ・・・?わが愛しい子よお前の叫ぶ「なぜ」の洪水に私の心は飲み込まれそうだお前の中に育つ大いなる…

MARS ATTACKS!

2018年7月31日の夜、火星が地球に大接近した。夜8時頃から東の夜空に赤く明るい星が顔を出し、ゆっくりと天蓋を駆け抜けた。全国的に天気も良かったこともあり、観察した人は多かったに違いない。また、子供達にとっては夏休みの自由研究の宿題には格好のテ…

会津に怪獣出現!

近所の図書館で江戸時代の新聞・かわら版の図版集を発見し、時間のある時に立ち寄ってパラパラとめくっている。火事や地震などの真面目な記事も多いのだが、心中事件などの色恋沙汰、かたき討ちの美談、また時には真偽が疑わしい怪事件なども結構散見される…

神経衰弱ゲームの数理

トランプの神経衰弱ゲームは記憶力の勝負であるが、先手・後手は公平ではない。記憶力が同レベルだとすれば記憶を多く蓄積できる後手が有利となるはずである。どの程度有利なのかを計算する。単純化のために下記のルールとする。 ルール1:後手2枚記憶 1…

デッサン人形の憂鬱

やあ!僕はデッサン人形。 どんなポーズも自由自在さ。この台座と支柱が決め手なんだ。 でも最近、奇妙なヤツがやってきた。 なんて無愛想なヤツだ。どこが顔だか首だかわからない。体は硬そうだし台座だってないから、きっとたいしたポーズはとれないだろう…

牛乳ビンの蓋

先日箱根のとある温泉街を訪れた時のことである。 風呂の出入口付近にこういう自動販売機を見つけた。 一見して「旦那(だんな)」と読めてしまったが、この丹那(たんな)は南箱根の盆地の地名、そして丹那牛乳は箱根地元の牛乳メーカである。 早速1本購入…

春、雨、そして梨の花

温かい雨の降る春の日、ぼくは傘の列がすれ違う町の通りを当てもなく歩いていた。そこで不意に呼び止める声を聞いた。大学時代の友人Kであった。振り向いた僕には赤い傘がすっとKの傘の後ろにすっと隠れるように動くのが見えた。そこには楚々とした長い髪…

キルヒャーの仕事(その3:エジプトの迷宮)

ルネサンス期の博物学者キルヒャーはバベルの塔、ノアの方舟に引き続いて、エジプトに関する歴史家の資料を基に空中庭園、地下迷宮の研究に着手した。 その一つが古代エジプトのマレオティス湖畔にあったと言われる巨大地下迷宮である。文献の記述でしか残っ…

『ドクター・スリープ』(スティーヴン・キング)

本作品はスティーブン・キングの「シャイニング」の続編である。前作が1977年だったのですでにすでに40年近くが経過したことになる。「シャイニング」はキューブリック監督の映画でも有名となった。ゴシックホラーの形式を巧妙に取り込みながら、モダンホラ…

雨のブックセンター

六本木の街をあてもなく歩いていると不意に雨が降り始めた。通り過ぎる人たちは立ち止まってカバンから傘を取り出している。僕はあいにく天気予報をみてこなかったので傘は持ち合わせていない。目の前にあるビルに「BOOK」の文字があるのを見つけてこれ幸い…

もしも幸せを

もしも幸せを測ることがことができるなら積み重ねた新聞の高さなのかもしれない もうすぐ君もこの部屋を出て新しい生活が始まる住み慣れたこの部屋に慣れすぎたその時がいつかは来ることも分かってはいたけれど愛し合ってたあの頃の二人はけんかもできたのに…

国歌の研究(その2)

前回に引き続き、各国の国歌の歌詞について観点別に分析する。 taamori1229.hatenablog.com ■神、英雄、国王など77カ国中、37カ国(48%)が国歌にこれらのいずれかを採用している。 国歌に神が登場する割合は全地域共通に約30%と高い。現在の国王や統治者が…

国歌の研究

こういうCDを手に入れた。 全77曲の国家の歌詞を眺めていると、いくつかのパターンがあることがわかった。そこで歌詞によく登場する以下の観点の有無についてチェックを行った。① 神 宗教上の神、創造主に対する敬愛 ② 英雄 国家建設、安定化に尽力した英雄…

ダ・ポンテの生涯

かなり前のことだが、とある本で「アメリカにおける最初のイタリア語の大学教授はニューヨークに住んでいて、彼はモーツァルトの3大オペラの劇作家でもあり、実はロンドンにも住んでいたことがある」という話を読んだ。その並外れたスケールの波瀾万丈さに胸…

朝のテムズ川

いつものことであるがロンドンの朝はあいにくの曇り空である。今朝は風も穏やかで、薄暗い雲の下をテムズ川は音もたてずに滔々と流れている。 ここはブラック・フライヤーズ橋。 かつて「シティ」と呼ばれたロンドンの中心街に近いところにあるのだが、川沿…

新元号予想

this.kiji.is 新元号の発表の日が決まった。この新元号の選定にあたって一つ気になることがある。それはローマ字表記を意識してほしいということである。平成10年のことを「H10」、昭和63年のことを「S63」という表記をすることがある。次の元号の最初の文字…

3州境、3国境

taamori1229.hatenablog.com 同じ議論をアメリカの州境に適用してみる。 日本の県の場合と異なるのは国境の存在である。海岸線に加えて国境も数える必要がある。計算の仕方はそれ以外は全く同じである。 このように3州境の数は57か所である。南西部にはど…

3県境のこと(解答篇)

解答篇である。地図を眺めてみるとわかるが3県境を探すのは実は容易ではない。それならばということで接している県の数を数えてそれと3県境の数の関係を分析してみることにした。このような便利なサイトがある。 ここには各都道府県の隣接県数の情報が記載…

3県境のこと(問題編)

こんな記事を読んだ。 www.asahi.com さて、ここで問題だがこれと同じような3つの都道府県の県境が交わる地点は日本にいくつあるだろうか?日本地図を見ていると四国には2つ、九州には3つあることはなんとか数えられる。その一方で北海道と沖縄には存在し…

恋の対数スパイラル

あるターゲットをめがけて追跡していく行動をベクトルとして表現する。 この図のようにターゲット、並びに自分の位置ベクトルをG、xとすると追跡の方程式は、 で与えられる。ここで、簡単のために両者の速度は等しく1であるとしている。一番簡単なのはター…

真の大きさとは

見慣れた世界地図。 これはメルカトル図法によるものなので面積は正しくない。赤道から遠ざかる、つまり北極・南極に近づくにしたがって本来の大きさよりもずっと大きく見えてしまうという欠点がある。では実際の大きさはどうなのかを知りたくなる。そこで各…

『賢者の贈り物』(オー・ヘンリー)

オー・ヘンリー(O. Henry)の『賢者の贈り物』の冒頭はこういう書き出しである。 1ドル87セント。それだけだ。しかもそのうち60セントは1セント銅貨である。デラはそれを3度数えなおした。明日はクリスマスだというのに。 『賢者の贈り物』はつつましやかに…

オールド・チェシャ―・チーズ(Ye Olde Cheshire Cheeze)

シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)シリーズの傑作『赤毛組合(The Red-Headed League)』にはこんな記述がある。 そこからちょっと歩いたところが、サックス・コーバーグ・スクエア、朝方聞かされた奇怪な事件の現場である。狭く苦しくちっぽけな、落…

円形計算尺

これは円形の計算尺、つまり計算機である。 両面あってそれぞれ機能は異なるが、こちらの面を使ってできる計算の例を下記に紹介する。 すさまじいほどの威力を発揮する。電池が入っているわけではないのに。

ロゼッタ・ストーン(The Rosetta Stone)

もう20年近く前のことになる。スイスのジュネーブに仕事で出張したのだがその帰路、ロンドンのヒースロー空港で乗り継ぎをした。そこに大英博物館のショップがあってそこで購入したのがこのマグカップである。 ロゼッタ・ストーン。これがなかなか気に入っ…

What's this?

さて、これは何でしょうか? ちなみに、自分の誕生日が何曜日だったのかこれで調べてみたら、木曜日であったことが分かりました。

とある会社のスタッフが、

悪いことをしたとは思っていないが仮にそうだったとしてもすでに30年前のことになるので時効であろう。 www.asahi.com当時都内の大学に入学した私はアパートで一人暮らしを始めたのだが、入居してすぐにある会社のスタッフを名乗る人が突然やってきた。そ…

『アストロ球団』

いつか読もうと思っていた『アストロ球団』であったが、最近、インフルエンザで隔離生活を送ることになったので、その退屈にまかせて一気読みした。 この作品は当時、少年ジャンプに連載された3000ページを超える野球漫画の超大作である。ちょうど「巨人…